■ VITESSE LANCIA STRATOS TORINO CAR SHOW 1971
1971年のトリノ・ショーでは発展系のタイプ1・プロトタイプが発表されラリーチームのエースドライバーであるサンドロ・ムナーリ、クラウディオ・マリオーリの意見も取り入れてその後の開発が行われた結果完成した最終プロトタイプがスポンサーの意向により1972年のツール・ド・コルスからWRCのプロトタイプクラスに投入された。1973年にはかなり量産モデルに近いプロトタイプが発表されたがこの車は後に純正オプションとなるルーフとリヤのスポイラーがない点、前後カウルのアウトレットルーバーの形状やダッシュボード上に計器類が配列されるといったように最終的なストラダーレの形態との違いがありワイパーに至っても2本式としていたものを後に1本式に改められている。

VITESSE製となるストラトスの試作車両になるモデル。ほぼ市販車に近い形となり、当時としては異例でいかにランチアが情熱を注ぎ込んだかが計られるモデル。本体、ケースとも美品です。


■販売価格:3,400円(送料・消費税込)